盗聴器の調査は、松本引越センターが「引越安心パック」としてやってるほか、
サカイ引越センターでもサービスがスタートし、クロネコヤマトの
らくらく暮らしのコンビニでも引越しの際にオプションでつけることができるようです。
盗聴器の販売台数は年々増えていて、年間30万台以上売られてるそうです。
しかも最近では安くて性能がよくて、素人でも使いやすいものが増えてるらしいのです。
とくに、新しい引越し先で、盗聴器がしかけらているケースが多いのだとか。
たとえ狙われていた訳じゃなくても、新しく入る住人のことじゃなく、
前の住人のことを盗聴していて、そのままになっている…ということもあるそうです。
大家さんや不動産屋さんは盗聴器がしかけられているかどうかの調査をする義務がないんです。
盗聴器は通常、コンセントの周りだとか、自動的に電力が送られてくる場所に
しかけられていることが多く、電力が得られさえすれば半永久的に盗聴し続けられるんです。
だから、前の人が盗聴されていたのかもしれないし、その前の入居者かも…と思うと
学生用の賃貸マンションだとかマンスリーマンションは出入りが激しいので、
ちょっとこわいですよね。
盗聴器をしかけるために家に忍び込んだ…となると犯罪ですが、
盗聴器から発信される電波をキャッチして聞く、というだけなら、
日本では法に触れないのです!
そういうことから、盗聴・盗撮マニアはどんどん増えて、
今は200万人とも300万人とも言われているそうです!とんでもない数ですね…
そんな現状の中、盗聴発見調査サービスをする引越し業者が増えてきたというわけです。
ただ、引越し業者に依頼して行われる調査というのは、盗聴器の専門家からすると
いわゆる「簡易調査」という調査のようです。
この調査で見つからなかったから、といって安心してしまうのは
良くないのかもしれません。
この簡易調査では見つけられない盗聴器もあるみたいです。
専門業者だと「スペクトラムアナライザー」というような専門機材を使ったりして
高い発見率で詳しく調べることができます。
(http://www.akai-tap.com/ 参照)。
引越し業者による盗聴発見は、気休め程度と考えたほうが良いかもしれません。
ちょっとでも不安に感じた人は専門業者に調査をお願いして、
安心の状態で新居に移り住めるようにしたほうがいいかもですね。
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